日美印刷との出会い
「歓迎してくれる、こんな会社なかなかないですよ」
インタビュアー(以下、イ):本日は貴重なお時間頂きましてありがとうございます。
今回のインタビューでは、弊社と木下さんのお付き合いの過程をお聞きしながら、どんなお仕事をされて、どのようになったかをお聞きできればいいなと思います。どうぞよろしくお願い致します。
木下様(以下、木):「ハイ、よろしくお願いします。」
イ:早速ですが、弊社とのお仕事のきっかけは何でしたか?
木:「某社で働いているときに日美さんの営業のMさんに出会いました。自分はそこを早く辞めてしまったのですが、また次の職場で再会しまして、そこから段々お仕事をお願いするようになりました。Mさんは昔から親切で、とても助かっています。」
イ:Mさんの人望あってのお付き合いだったのですね。
木:「いや、Mさんだけじゃなくて、日美さん会社全体にそのような雰囲気を感じますね。印刷立ち会いの時に日美さんの事務所に入って、会社の方全員が立ち上がって「いらっしゃいませ」と歓迎してくれる、こんな会社なかなかないですよ(笑)会社の雰囲気はすごくいいなっていう印象はありました。」
イ:ありがとうございます。
木:「世間的に見れば古いのかもしれないですけど、やっぱりいいですよね、あまり大人数でやられると、怖いけど(笑)」
印刷立ち会いの細かい対応
「しっかり作りたいものとかは、自分がやりたいこととかは、日美さんにお願いしています。」
イ:(笑)、木下さんとはよく印刷の立ち会いで弊社へ来てくださっていますよね。立ち会いの時の感じとかどうですかね。
木:「しっかり対応してくれていると思います。細かい調整に対応してくれたり、要望をきいてくれるところは結構少ないですよね。」
イ:そうなんですね、他の印刷会社さんへ行かれたことなどはあるのでしょうか?
木:「もちろん行きますよ、やっぱり、もっと冷たいところは冷たいですね…」
イ:なんか聞きづらいこと聞いてしまってすいません…
木:「大丈夫ですよ、なんか会議室とかに通されて、色校を持ってきてくれるんですけど、見て、あれこれ言って、まあ、何とか対応してくれたりするんですけど、もっとこうしたいとかあっても、言いづらい雰囲気を作られちゃたり、こだわってやってくれなかったりすることはありますね。大きい会社ほど、なんかそんなふうに感じますね、日美さんがちっちゃいとかそんなことではないんですけど!」
イ:とんでもないです!
木:「しょうがないとは思うんですけど、でも、依頼する方からはそんな気持ちよくないですよね…立ち会いを嫌がるところもありますからね、」
イ:そうなのですね、こちらからすると、印刷終わって納品してからいろいろ起きるよりは、立ち会いしてもらってみていただいた方が、お互いに安心できるしいいと思いますけどね。
木:「僕もそう思うんだけどね、なんでだろうね(笑) まあ会社ごとに色々あるんだろうね。でも、気を使ってデザインして、いいデザインが出来ても、フィニッシュ(仕上がり)が良くないと、やっぱり駄目じゃないですか。印刷で刷り出しの時が一番品質を左右されちゃいますよね。どれだけデザインが良くても…」
イ:そうですね、RGBのモニターの画像で見るのと、印刷した色というのはどうしても違いますからね。
木:「それもあるし、印象と違うのが出来てくるっていうのはあんまり…あんまりっていうか、絶対よくないですよね。」
イ:印象通りのものを作るには、やっぱり立ち会いなど細かくやる必要がありますよね。
木:「そうですね。まあ、デザイナーさんにもよりと思いますけどね、その人がどのくらい思い入れを持ってやっているかにもよりますよね。」
イ:木下さんは色々なところでデザインのお仕事をされていますので、思い入れとかはおおきいですよね。
木:「そうですね~、全部が全部思い入れがあるわけではないですけどね(笑)しっかり作りたいものとかは、自分がやりたいこととかは、日美さんにお願いしてます。」
イ:ありがとうございます。木下さんとのお仕事で私が印象に残っているのが、戦争展のポスターなんですけど…
木:「戦争展の印刷はいつも日美さんにお願いしていて、いつも特殊な印刷をしてもらったりしてるんですけど、特殊なことをやるとなると、僕もあまりいつもと違うことをやるのは怖いので、それは一緒に話ながら相談しながらやりたいと思っていて、日美さんは近くにあって、いつもすぐ来てくれるので、そういうのってホントに大事ですよね。いつもお付き合いいただいて、ありがたいです。」
他社との比較
「ひどいところはひどいよ。」
イ:とんでもないです。こちらこそいつもありがとうございます!なんか逆に日美印刷への不満とかありますか?直しますので!
木:「なんにもないですよ!不満なんて。逆にどういうのがあるんですか?」
イ:いや~、たまに、トラブルは、大なり小なりあるので…
木:「そうですよね~、でもやっぱり不満は感じたことないですね。ほんとにね、ひどいところはひどいよ。」
イ:そうなのですか?
木:「どことは言わないけど、プレゼン用のカンプみたいな、綺麗な出力を出さなきゃいけなくて、それをお願いしたところで、2・3枚だけだったので、大したお仕事じゃなかったかもしれないけど、仕上がった出力を包んである紙が、古紙っていうか、その辺にあったコピー用紙の包み紙みたいなのでつつんであって、あれはちょっと衝撃でしたね、こちらからすれば大切な出力なのか、わかってないというか、厚紙かなんかで挟んであればいいけど、紙1枚でくるんだだけで、しわが寄ってしまったり、こういうね、おかしなことがあるんですよね。」
~中略~
イ:木下さんは本当にいろいろな印刷会社に行ったことがあるんですね。
木:「僕が出しているっていうよりも、元受けのお客さんが印刷の手配をしてくれているんですよね、それでいろんな印刷会社さんに行く機会もあって。」
イ:なるほど、それはいろんな印刷会社さんを比較できていいですね。
木:「そうですね、でも、そう思えばやっぱり日美さんはいい意味でアットホームですよね。空気が柔らかいというか。」
イ:ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。
(後半へ続く)