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型抜き+αでおススメの加工3選!

コラム

ちょっと変わった面白いパンフレットを作りたい、もっと唯一無二でこだわりのあるパッケージを作りたいとお悩みの方、型抜き+αでより付加価値の高い魅力的な印刷物を作ってみませんか?今回は型抜き加工と併せてご相談を頂くことの多い加工の3種類をご紹介します!

1、折加工

折り加工とは、1枚の印刷物を目的に合った形状に折り曲げる加工方法です。パンフレットやチラシ、DMなどでよく用いられています。2つ折りや巻き3つ折り、Z折り、両観音折りなどの沢山の種類があり、印刷物をコンパクトにするだけでなく、見開きのページを作るなどの付加価値を付けることができます。印刷物の情報を整理し、視覚的な効果を高めるために重要な加工で、デザインにも影響を与え、1枚のペラ状態のものよりも魅力的な印刷物に仕上げることができます。

1.1 2つ折り加工

2つ折り加工は、印刷物を中心から2つに折り曲げる基本的な折り加工方法です。左右対称に折る方法が一般的ですが、アクセントをつけるために意図的に中心をずらして折る方法もあります。加工コストも安く一番人気の折り方です。型抜き加工と組み合わせる場合には、表裏を同じ形にして、折ると丸形や四角形になるといった単純なものから、意図的に表裏を異なる形にして、折って重ね合わせることで複雑な形になるといった特徴的な手法もできます。アイデア次第で様々な工夫ができますね!

特に会社や商品サービスの紹介に適しており、会社概要やサービス内容をわかりやすく伝えたいときにおすすめ!コンパクトながら効果的な情報伝達を実現する2つ折り加工は、印刷物の制作において押さえておきたい重要な手法の一つです。

表裏が同じ形の場合

表裏が異なる形の場合

1.2 ジャバラ折り加工

より発展した折加工方法として、ジャバラ折り加工があります。ジャバラ折り加工は、山折り・谷折りの順に端から均等な幅で折る折り方です。ジグザグに折られた印刷物で、折りの数を「山」として表します。広げたときは大きな印刷物として見やすく、折りたたむとコンパクトなサイズになり、持ち運びに便利です。デザインの工夫次第で、2つ折り・3つ折りよりも多くの情報を掲載でき、インパクトのある見開きページを表現できます。特にパンフレットや商品リーフレットに活用され、一味違った演出ができます。

ジャバラ折についての詳細はこちらのコラムから!

2、箔押し加工

箔押し加工は、金属の箔を熱と凸版の圧力で紙や他の素材に転写する特殊な加工です。別名「ホットスタンプ」とも呼ばれ、金や銀の光沢が、華やかさや高級感を演出します。加工は専用の箔押し機を使用して行われます。シンプルなデザインの際に用いられることが一般的で、箔押しによってデザインを際立たせることができます。視認性が高く、目を引くため、インパクトを求める印刷物におすすめ!また用紙だけでなく、皮やプラスチックなど多くの素材に転写可能で、さまざまな分野で利用されています。箔押し加工は、ロゴやワンポイントを強調し、おしゃれで洗練された印象を与えるのが特徴です。

3、中綴じ加工

中綴じ加工は、針金やホッチキスを使って印刷物を中央部分で2ヶ所綴じる方法です。コストが安く、ページ数が少ない場合に適しています。紙を2つ折りにして重ね、針金で綴じるため、ページ数は4の倍数で構成されます。短納期で大量に印刷したい時に便利で、パンフレットや雑誌などによく用いられています。背の中央に針金を通すため見開きでも見やすく、ページを根元まで開くことが可能。ただし、ページ数が多い場合や紙が厚い場合には中綴じ加工は難しいため、別の方法を検討する場合があります。

かたぬき印刷アトリエの型抜き加工はトムソン加工で行われます。そのため、性質上無線綴じやメモ帳などの分厚い状態の型抜き加工は対応できません。そちらはブッシュ抜き加工という別の機械になってしまうんです。型抜き加工にも得意不得意があり、奥が深いんですよ…。

トムソン加工の詳細についてはこちらのコラムから!

まとめ

  • 折り加工は印刷物を目的に合った形状に折り曲げ、情報整理と視覚的効果を高める重要な加工方法。多彩な種類があり、コンパクト化や見開きページの付加価値を提供することができます。会社紹介や商品PRに最適!
  • 箔押し加工は金属箔を熱と圧力で素材に転写し、高級感や光沢を演出できます。単純デザインで際立つのが特徴であり、ロゴやワンポイントの強調に用いられます。
  • 中綴じ加工は針金で印刷物の中央部を綴じる製本方法。コスト効率が高く、短納期で大量印刷に適しており、ページを根元まで開ける利点あり!ページ数が多い場合や紙が厚い場合は他の方法を検討する必要があります。

型抜き加工と併せて、ご検討してみてはいかがでしょうか?本当にできるのかなど気になることがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

                                            

このコラムを書いた人

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【かたぬき印刷アトリエ広報担当】さいとう

総務・経理・広報・企画など幅広く担当しています。お問い合わせのお電話の際に対応させていただくことがあるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします!