型抜き印刷とは、オフセット印刷機やオンデマンド印刷機で刷られた印刷物を丸型や星型など様々な形に成形加工をする印刷方法のことです。成形加工することを型抜き加工と言い、加工は打ち抜いたり、切り抜いたりと様々な方法で行われます。
型抜き加工で代表的なのは、トムソン加工とプロッター加工。アトリエでも、この2つの加工で型抜きを行っています。
トムソン加工は、ベニヤ板に金属の刃が埋めこまれた型(抜型)を作成し、機械に抜型と用紙をセットして下から突き上げて形作る加工方法です。
型抜きクッキーを作る時は型を生地の上から押し込みますが、トムソン加工はその逆のようなイメージです。こちらは、大ロットで比較的大きめなサイズの型抜きに向いています。
プロッター加工は、型抜きの専用データを機械に送り、データに沿って切込みを入れていく加工です。こちらは小ロットで小さめのサイズの型抜きに向いています。
どちらの機械も紙のセットは手動で行いますが、その後は自動でどんどん動いてくれます。型抜かれていく稼働音が意外と癖になると評判です。
お客様のご要望に合わせて最適なものをご提案いたします。
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このコラムを書いた人
【かたぬき印刷アトリエ広報担当】 さいとう
発注や工程管理などの印刷事務と広報を担当。
印刷について日々勉強しながら、皆さんに情報を伝えられるよう奮闘しています!